夏風邪は、高温多湿な条件を好むウイルス(エンテロウイルスやアデノウイルス)などによって引き起こされる症状です。
発熱に加えて、下痢やのどの痛みが特徴です。
咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、ヘルパンギーナが代表的な夏風邪です。
咽頭結膜熱(プール熱)
高熱が数日続き、目の充血や嘔吐・下痢を伴うこともあります。
手足口病
手のひら、足のうら、口の中に水ぶくれができます。熱が出ないこともあります。
ヘルパンギーナ
高熱が数日続き、のどの奥に水ぶくれができます。
多くがウイルス感染症なので、治療は解熱剤で痛みや熱を下げて、脱水にならないようにする、という治療になります。